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ワインがとても似合う季節になりました。嬉しいことに、この素敵な時期に(社)日本ソムリエ協会関東支部が主催する
第5回例会で映画をベースにしたワイン・レッスンをするチャンスをいただきました。
演題は『映画の中のワインの秘密 〜おいしい映画と素敵なワイン〜』です。
ハリウッドで人気のキャサリン・ゼタ・ジョーンズ主演『幸せのレシピ』と、デンマーク映画の秀作、食を生業にする者は
必見の『バベットの晩餐会』の2作品を取り上げて、物語の背景、そこに登場するワインの持つ意味等をお話しました。
前者の映画監督は豪州アデレード・ヒルズにワイナリーを所有するスコット・ヒックス氏です。映画には彼のワイナリーの
ワインが2種類登場していました。監督らしく、ロゴにはカンガルーがカメラを回しているユニークな絵柄が使われています。
当日テイスティングしたのは(1)『ドルチェット2004』、赤い果実の旨味、心地良い甘酸っぱさを感じさせるチャーミングな
ワインで、食事以外でも、チョコとも合わせて楽しむことができます。
後者は主人公バベットの作る料理の匂いが画面から伝わってくるような見事な映画です。過去に2回『バベットの晩餐会再現ディナー』
を実施していますが、「料理は人を幸せにする」ということが理解できる映画です。
映画には『アモンティリャード』、『ヴーヴ・クリコ1860』、『クロ・ド・ヴージョ1845』が出てきます。当日のセミナーでは
(2)『アモンティリャード イダルゴ(ボデガス・イダルゴ・ラ・ヒターナ)』、(3)『ヴーヴ・クリコ イエロー・ラベル』、
(4)『クロ・ド・ヴージョ2007(J・フェヴレ)』を供出しました。
(2)はヘーゼルナッツ、ロースト風味、バランスの取れた旨味、口中を洗い流してくれるさっぱり感、上品な甘さの余韻、
(3)は気泡が細やかで元気、フレッシュな酸味と柑橘系果実、ブリオッシュ、白い花のニュアンス、心地よい余韻、
(4)赤系果実の香り、若々しく上品な酸味、樽香も控えめ、飲みやすさがあり好印象
最新機器を備えた会場は開始10分後には満員御礼に!
関東支部小松支部長のあいさつ
セミナー後の懇親会で橋本知事と
小松支部長、橋本茨城地区長、飛田監事、石橋委員ほか、
役員の皆さま、サポートありがとうございました。
さすがワインのプロ集団! ワインの供出温度も完璧で、
ワインの温度がいかに重要かもしっかりお伝えすることができました。
ありがとうございました!!
(社)日本ソムリエ協会のますますの発展を願っております。